
マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギがTHR’s Awards Chatter podcastのインタビューで、過去にマーベル・エンターテインメントのCEOアイザック・パルムッターがMCUの多様性を広げるファイギの取り組みに反対していたことに言及し、パルムッターが長い間自分の考えに固執しているという噂は事実であると明かした。
パルムッターは2001年にマーベルのチェアマンに就任、その後2005年にはマーベル・コミックスのCEOに就任した人物で、英経済紙Financial Timesの記事によると、過去に人種差別的なコメントをして批判されていたという。さらにLA Magではドナルド・トランプに対する多額の財政支援もしていると報じられている。加えて、予算を出し惜しみすることでも悪名高いとVarietyは報じていた。2015年には、ファイギが直接ディズニーの会長アラン・ホルンに報告できるようディズニーが指揮系統の変更を命じた。10月にはディズニーがファイギをすべてのマーベル映画、テレビシリーズ、コミック発行の監修をするチーフ・クリエイティブ・オフィサーへ昇格させた。
ファイギはパルムッターの多様性に対する見解がこの変化に拍車をかけたかどうか尋ねられると、率直に簡単な意見を述べた。
「それも一部影響あるね」と彼は答えた。「別の一面がたくさんあるんだ。ボブ・アイガー著『The Ride of a Lifetime』を読むと詳しいことがわかるし、僕はすごくおすすめしたい本なんだけど、当時この変化は筋が通っていたんだ。僕らは10本以上の映画を作って、さらに別の方法があった」
特にディズニーのCEOボブ・アイガーもパルムッターと険悪な関係にあった。アイガーは自身の著書で、ファイギとパルムッターの間にある緊張感について言及している。
「ケヴィンは業界で最も才能ある映画製作陣の1人だが、ニューヨーク(マーベル本社)とのぎくしゃくした関係が彼の成功を脅かしていると感じた」とアイガーが著書で述べたとVarietyは報じている。「私が介入すべきだと思っていたから、2015年5月にマーベルの映画製作事業をそのほかのマーベル関連事業から切り離すことを決断し、アラン・ホルンとウォルト・ディズニー・スタジオの管理下に置くことにした。ケヴィンは直接アランに報告ができるようになり、アランの経験から恩恵を受け、彼とニューヨークオフィスとの間にできた緊張感は緩和されるだろう」
さらにアイガーはパルムッターに対し、ファイギの『ブラックパンサー』や『キャプテン・マーベル』への取り組みを妨害するのはやめるよう強く忠告したという。
「私たちには素晴らしい映画を作り、アメリカの中でも取り上げられることの少ない部分を広める機会があった。そしてその目標は互いに矛盾するものではない」とアイガーは記している。「私はアイザックを呼び出し、妨害をやめるようチームに注意してくれと伝え、『ブラックパンサー』と『キャプテン・マーベル』の製作を始めるよう命令した」
ここ数年でパルムッターの役割は次第に減っていき、MCUはこれからさらに多様になっていく。マーベルのフェーズ4では中国人ヒーローのシャン・チーやブラック・ウィドウ単独映画、パキスタン系アメリカ人ヒーローのミズ・マーベル、そしてサム・ウィルソンのキャプテン・アメリカ、ブレイドの新作、『ブラックパンサー』続編といった黒人ヒーローの作品が予定されている。
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November 12, 2019 at 03:45PM
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ケヴィン・ファイギ、マーベル・エンターテインメントCEOがMCUの多様化に反対していたという噂を事実だと認める - IGN JAPAN
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