内博貴(33)が5日、ヒューリックホール東京で、主演舞台「走れメロス ~文豪たちの青春~」の初日公演前、コメント取材を行った。

舞台単独主演は2年ぶり。「世の中がこのコロナの状況ですから、僕も別の舞台が中止になってしまって。今回、PCR検査も2度行いましてスタッフさんももキャストの皆さんのみんな陰性。無事初日を迎えられることができて本当によかった」としみじみ話した。

稽古中から、感染予防を徹底した。「今までに経験したことない稽古の仕方ですね。マスクして、フェースシールドして。待機中も、アクリル板で仕切って。不思議な感覚でした」と振り返った。その上で「それくらい徹底してやらないといけないな、っていうのもありますし。コロナというのが最近すごく身近になったというか、いつ自分がかかってもおかしくないっていう危機感を常に持ちながら稽古をやっていました。千秋楽まで気を緩めることなく、気を付けながらやっていこうと思います」と意気込んだ。

共演の元NGT48山口真帆(24)は舞台初出演となる。「初舞台なので分からないことが多々あったのですが、皆さまのお力添えをいただいて、初日を迎えることがっできたので、精いっぱい頑張ります。皆さまが優しかったです」と感謝した。「シーンによってすぐに感情が変わったりするので、そこの切り替えが大変でした。それも皆さんから、アドバイスをたくさんいただきました」と明かした。

内は山口について「彼女、本当にすごいなって思ったんですよ」と切り出し、「初舞台なので、稽古中に演出家の方に何か言われたら、大体『わかりました!』『かしこまりました!』しか言えないと思うんですよ。僕もそうでしたし。でも、山口さんは『なるほど』とか『了解』とか。肝が据わっていて、この子はスターになるな、って思いました」と明かした。山口は「そんなことないです! 納得することがたくさんあったので…」と恐縮したが、千原せいじ(50)からも「根性すわっているわ! バッチバチやで!」とイジられていた。

室龍太(31)谷村美月(30)らも出席した。