大正から令和まで、4つの時代を生きた作家で僧侶の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんが9日、心不全のため、京都市内の病院で死去した。99歳。06年に文化勲章を受章した。

寂聴さんは、秘書で文筆家でもある瀬尾まなほさんのインスタグラムにたびたび登場。9月20日の投稿動画では、瀬尾さんの息子に優しい笑顔を向けている。

コメントには「先日、私が泊まりの日、7時半ごろに息子の寝かしつけを先生としました。息子は先生が大好きすぎて、いつまでも一緒がいいみたい 川の字になって、真っ暗の部屋の中で、『ママもねんね、僕もねんね、 あんちゃん(先生のこと)もねんね みーんなねん…』と歌を歌ってくれました」などとつづっている。