吉沢は「寂しい」としつつ「あれだけ続いていたのが終わるんだと思うと、不思議な感覚ですね。最終回はまだ見てなくて(笑)。草なぎ(剛)さんに良いシャンパンをいただいたので、それを飲みながら、みなさんと同じタイミングでも見ようと思っています」とあえてまだ見ていないことを明かした。イベントでは最終回のパブリックビューイングも予定されているが「悩んでいるんですよね。それを見るべきなのか…葛藤してます」と話した。
撮影が終わってからの気持ちを聞かれると「だいぶ落ち着いてきました。せりふを覚えて、やってという日々がピタッと止まって、なにもしなくていい時間が居心地が悪いというか、なにかしなきゃという思いがありましたが、最近はほかの作品の撮影も始まったので、気持ちも落ち着いてきました」と次に向かって進み始めている。
放送時には毎回SNSでも話題となっているが、ファンの声に対しては「うれしいです。素晴らしい作品を作っている自信があったので、それが喜んでいただける結果になっているのはすごくうれしいですし、安心しました」と支え続けてくれているファンの存在にあらためて感謝を口にした。
きょう放送の最終回は15分拡大版。老年になっても走り続ける栄一は、ワシントンの軍縮会議に合わせて再び渡米し、移民問題など悪化した日米関係の改善に尽力する。一方、栄一の後を継ぐ決心をした孫の敬三(笠松将)は、銀行員となり、経験を積むため渡英する。そんな折、関東大震災が発生。周囲の心配をはねのけ救援の最前線に立った栄一は、内外の実業家に寄付を呼びかけ資金を集める。
また中国の水害に対しても、自宅からラジオを通じて募金への協力を呼びかけるが、満州事変が勃発。救援物資は受け取りを拒否されてしまう。それでも栄一はあきらめず、病床から自らの思いを伝え続ける。
2021-12-26 08:35:00Z
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