囲碁の中学生棋士、仲邑菫(すみれ)二段(13)が6日に打たれた第41期女流本因坊戦本戦2回戦で、加藤啓子六段(43)に206手で白番中押し勝ちし、史上最年少の13歳3カ月で100勝を達成した。仲邑は、二十五世本因坊治勲(65)=趙治勲九段=が持っていた通算100勝の年少記録(15歳11カ月)を50年ぶりに更新した。
「分からないですが早そう」
対局は同日午前10時から、東京都千代田区の日本棋院で打たれた。仲邑は、女流名人の獲得経験もある加藤に序盤から押し気味に戦いを進め、その後も的確な打ち回しを見せて快勝した。仲邑は終局後「勝ち星はあまり意識しないので、(100勝達成は)そうなんだという感じです」と笑顔。プロ入りから3年2カ月での達成について問われると「あまり分からないですが早そう」と答え、報道陣の笑いを誘った。今年の勝ち星の目標については「昨年(43勝)よりも多く勝つことが目標です」と語った。
仲邑は2019年4月、日本棋院が新設した「英才特別採用推薦棋士」の第1号としてプロ入り。1年目は17勝7敗、2年目は21勝17敗だったが、3年目は43勝18敗の成績を上げた。今年に入っても好調を維持しており、4月には史上最年少の13歳1カ月でタイトル戦(女流名人戦)挑戦を果たした。【武内亮】
2022-06-06 07:40:37Z
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