NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜午前8時)の17日に放送された第50話の平均世帯視聴率が16・5%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第35話の17・2%だった。平均個人視聴率は9・2%だった。

沖縄の料理に夢をかけた料理人を目指す沖縄生まれの主人公、比嘉暢子(黒島結菜)と、支えあうきょうだいを描いた物語。タイトルの「ちむどんどん」は、心がワクワクすることを意味する。ヒロインの父親を大森南朋、母親を仲間由紀恵、きょうだいを竜星涼、川口春奈、上白石萌歌、が演じる。主題歌はドラマの舞台となる沖縄県出身の歌手三浦大知が書き下ろしたオリジナル楽曲「燦燦(さんさん)」を歌う。

あらすじは、暢子(黒島結菜)が心配する中、歌子(上白石萌歌)の検査の結果が出た。結果を聞いて心乱れる歌子を、優子(仲間由紀恵)が受け止める。歌子は暢子が作ってくれた大好きなイカスミジューシーを食べて元気が出る。

暢子は、歌子のために料理をする中であるヒントを得て、房子(原田美枝子)から課題として与えられていた新メニューを提案することに。それは、イカスミパスタだった。そのおいしい味が、退店を決意した二ツ橋(高嶋政伸)の心に響き、二ツ橋は退職願を撤回する。暢子もストーブ前を担当することになる。優子は房子を訪ね、暢子をめぐり世話になったことにお礼を伝える。