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映画「GONIN」「死んでもいい」の石井隆監督、死去 「ガンによる闘病の末」5月22日に自宅で息引き取る - スポーツ報知

映画「GONIN」「死んでもいい」の石井隆監督、死去 「ガンによる闘病の末」5月22日に自宅で息引き取る - スポーツ報知

 「死んでもいい」「GONIN」などで知られる映画監督で劇画家の石井隆(いしい・たかし、本名・秀紀=ひでき)さんが5月22日午後7時53分、都内の自宅で死去していたことが9日、分かった。75歳だった。葬儀は近親者のみで既に行った。喪主は、制作プロダクション「ファムファタル」の阿知波孝さんらが務めた。

 同プロダクションは文書を通じて、石井さんが「ガンによるかねての闘病の末」に息を引き取ったことを報告。「数々の映画作品を通して、石井隆監督を応援してくださった多くの皆様に深く感謝し、謹んでご報告申し上げます」とした。

 石井さんは、宮城・仙台市出身。早稲田大在学中にアルバイトで劇画を書いたのをきっかけに、70年にペンネームを出木英紀として劇画漫画家デビュー。1977年に漫画雑誌に「天使のはらわた」を発表した。同作は88年に「天使のはらわた 赤い眩暈(めまい)」として日活ロマンポルノで映画化され、同シリーズで脚本家、監督としてもデビューした。

 女優・大竹しのぶが主演を務めた「死んでもいい」(92年)、俳優・竹中直人の主演映画「ヌードの夜」(93年)のほか、アクション映画「GONIN」シリーズなどで人気に。国際映画祭で特集上映されるなど海外でも注目された。

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2022-06-09 15:00:00Z
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