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もう二度と見られない「宮島水中花火大会」の写真が幻想的 「圧巻」「行ってみたかった」と終了惜しむ声(1/2 ページ) - ねとらぼ - ねとらぼ

もう二度と見られない「宮島水中花火大会」の写真が幻想的 「圧巻」「行ってみたかった」と終了惜しむ声(1/2 ページ) - ねとらぼ - ねとらぼ

 夜空いっぱいに広がった美しい花火の写真が、「すご…」「圧巻!」と38万いいねを記録する反響を呼んでいます。しかし、残念ながらこの花火大会、今はもう行われておらず、リプライには名残を惜しむ声も多く寄せられていました。

 満開の花火をバックに鳥居のシルエットが浮かび上がるこの写真は、広島県の宮島で行われていた「宮島水中花火大会」の一幕です。撮影したのはフォトグラファーのRyogo Urata(Ryogo_Urata)さん。

 50年以上の歴史があるこの大会は、200発以上の水中花火が点火される、広島県の夏の風物詩。厳島神社とのコントラストが鮮やかな一面の花火は、毎年多数の観客を呼ぶ人気イベントでした。

 ところが2019年の大会を最後に、2020年、2021年とCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)やオリンピック・パラリンピックの影響で2年連続で開催中止に。さらに実行委員会は事故防止などの観点から、今後の大会を打ち切る発表を行いました。この幻想的な風景はもう見ることができず、Ryogoさんの撮影も5年前の開催時のものでした。

 この写真と「大会打ち切り」という悲しい発表に、Twitterでは「ものすごくきれいですね」「夢の世界みたい」といった感動の声の他に「オリンピックの警備とご時世、あと人的資源的にきびしかったようですからねぇ」「一度でいいから行ってみたかったなぁ……」と開催打ち切りを残念がる人も多数。

 もう二度と見られない風景だと知ったうえであらためて写真を見ると、美しい風景の中にも寂しさを感じてしまいますね。

 撮影者のRyogo Urataさんは大学院生でフォトグラファー。主に風景をテーマとして、この他にもさまざまな作品をTwitterInstagramで多数公開しています。

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2022-07-30 10:30:00Z
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