2023年放送のNHKドラマ10「大奥」に俳優の福士蒼汰、女優の堀田真由、斉藤由貴が出演することが8日、同局から発表された。
3代将軍、徳川家光の時代から幕末の大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみさんによるコミック「大奥」が原作。今回は「3代・徳川家光×万里小路有功編」の主な出演者が発表された。
公家出身の美しい僧、万里小路有功(までのこうじありこと)を演じるのは福士。春日局の策略によって還俗させられ、家光の側室「お万の方」となり、家光の心を開き、深い愛で結ばれるといった人物だ。その後、大奥総取締となり、大奥の基盤を築いていく。
福士は「今回、有功を演じることができ非常に光栄です。自分の信念を貫き、挫けない。そんな有功の持つ精神的強さを表現できればと思います」と意気込み。「流れの早い今の時代だからこそ、有功を通じてなにか今を生きるヒントになれたら嬉しいです。精一杯演じさせていただきます」と誓った。
家光/千恵役には堀田。家光の死を偽装するために3代将軍・家光として据えられるといった役柄だ。歪んだ生い立ちから、心を閉ざし、暴力的な一面もあるが、有功と出会い、その深い愛によって成長していく。現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公、北条義時(小栗旬)の正室、比奈を演じた堀田は「近年、時代劇に関わらせていただく機会が増えてきた私にとって、また新たな挑戦になるだろうと心躍る気持ちでいっぱいです!心の機微や葛藤に寄り添いしっかりと表現していきたいと思います」とコメントした。
春日局役を演じるのは斉藤。亡くなった家光の乳母で、大奥の実質的な創設者だ。戦乱での辛い経験から戦のない平和な世の中を強く願うが、千恵を拉致し、彼女に跡取りを産ませる目的で大奥を男性中心に替え、有功に大奥入りを強要する。斉藤は春日局役について「これまで沢山の女優たちがこの歴史上の重要な女性を演じてきていますが、皆さんがそれぞれ、自分なりの解釈を持って役に臨んでおられると感じています」と語り、「では、私にはどんな表現が出来るか。今から楽しみです」と胸を膨らませた。
物語の舞台は江戸幕府3代将軍、家光の時代。「赤面疱瘡」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は若い男子のみが感染し、感染すれば数日で死に至るというもの。対処法も治療法もなく、男子の人口は女子の1/4にまで激減した。これにより社会構造が変化し、江戸城でも3代将軍家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていく。
「3代・徳川家光×万里小路有功編」では、身代わりとして3代将軍の座についた千恵と、無理やり還俗させられ大奥へやってきた有功か愛し合い、男性中心の大奥世界を構築していくさまを描いていく。
2022-09-08 04:05:00Z
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