
「王座戦」五番勝負が31日に開幕し、神奈川県秦野市の旅館で第1局が行われました。
先手は藤井七冠で、序盤に大駒の「角」を交換する得意戦法の「角換わり」に持ち込むと、後手の永瀬王座は銀を使った攻めの姿勢を見せ、互いに1時間近くの長考を挟みながらじりじりとした展開が続きます。
その後、藤井七冠が相手陣地へ駒を進めて攻め込みますが永瀬王座は攻撃をしのいで反撃に出ます。
終盤、互いに持ち時間を使い切り、1手を60秒未満で指す「1分将棋」に入ります。
一進一退の攻防となる中、持ち駒を増やした永瀬王座が落ち着いた指し回しで形勢を有利にすると午後9時11分、藤井七冠が150手までで投了しました。
永瀬王座は五番勝負の1局目を白星で飾りタイトル防衛に向けて好スタートを切りました。
今回の「王座戦」は藤井七冠が史上初の八大タイトル独占を目指す一方、4連覇中の永瀬王座は、防衛するとこのタイトルでは3人目となる永世称号の「名誉王座」の資格を獲得します。
「王座戦」五番勝負はことし10月にかけて日程が組まれ、次の第2局は、来月12日に神戸市で行われます。
2023-08-31 13:38:47Z
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