松本潤が小国に生まれながら乱世で奮闘し、江戸幕府を開いた徳川家康の生涯を演じるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・0)。29日に第41回「逆襲の三成」が放送され、石田三成(治部/中村七之助)が大谷吉継(刑部/忍成修吾)の飲んだ茶を飲み干す逸話を連想させるシーンが描かれた。
※以下、ネタバレあり
家康(松本潤)の決断で、佐和山城に隠居させられた三成。一方、家康は大坂城・西ノ丸に入り、政治を意のままに行い、周囲から天下人と称されていた。ある時、会津の上杉景勝(津田寛治)に謀反の噂が広がる。家康は茶々(北川景子)から天下泰平のため、成敗に向かうべきと諭されるが、大坂を離れることに一抹の不安を感じ、留守を鳥居元忠(音尾琢真)に預けることにする…という展開だった。
上杉征伐への出陣前、大谷吉継は家康の了承を得た上で、三成の三男を自軍に加えようと佐和山を訪問。茶を飲んで待っていると、そこに現れたのは三成の息子ではなく甲冑をまとった三成だった。
三成が挙兵しようとしていることを悟った吉継は「やめておけ!無理だ!」と制止するが、三成は〝家康を信じることはできない〟と思いを吐露し、「今度こそわが志をなしてみせる。刑部! 正しき道に戻そう」と呼びかけ、勝算があることを力説。さらに、吉継の飲んでいた茶を飲み干し、「うつして治る病なら、私にうつせ!」と熱く訴えて、友の心を動かすのだった。
三成と吉継といえば、有名な逸話がある。皮膚の病を患っていた吉継がある茶会に参加した際、茶の回し飲みが行われた。しかし、病の影響で、吉継の飲んだ茶を誰も飲みたがらず。ところが、石田三成だけはその茶を一気に飲み干し、それがきっかけで吉継との間に深い絆が生まれた…というエピソードだ。
X(旧ツイッター)上の視聴者からはこの逸話を連想させる描写に「茶の回し飲みのエピソードがここで使われるとは」「これをやられたら、刑部は無謀と分かっていてもついていってしまう」「そりゃ大谷さんも断れない」「三成と大谷刑部のお茶のエピソードを決起の場面で挟んでくるのはずるい。私も治部に惚れる」「石田三成が大谷吉継の茶を飲み干す逸話の使い方が意外だったな 小豆餅の逸話とかもだが、この大河はこの手の話をアレンジして使うのが上手だわ」などの反応が上がっていた。
2023-10-29 23:11:00Z
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