
続いて、国内外の映画監督が登壇し、「スパイの妻」などで知られ、海外の映画祭でも高い評価を受けている黒沢清監督は、好きな小津監督の作品として「宗方姉妹」をあげ、「現代的な妹と古風な姉の話で、特に姉の夫婦関係はこの映画の暗黒部分を担い、ここまですさまじく断絶した夫婦関係は、ほとんど見たことがない。断絶した人間関係は暴力沙汰に陥ってしまう瞬間を喜々として描いてみたかった小津のどすぐろい欲望がかいま見える」と指摘しました。
そのうえで、「『東京物語』など、特に戦後の小津の作品は、日本の古い家族関係を描いている。崩れゆく家族関係を、ほほえましく貴重なものとして扱っている物語が小津の一環したテーマなどと言われるが、『宗方姉妹』のように矛盾した作品も撮っていて、それが小津という映画作家の豊かさなのだと思う」と指摘していました。
母親と訪れた19歳の女性は「人間関係がよく表れた作品が多く、自分の人生と重ね合わせながら見られるのが小津監督の魅力だと思います」と話していました。
2023-10-27 21:42:33Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vd3d3My5uaGsub3IuanAvbmV3cy9odG1sLzIwMjMxMDI4L2sxMDAxNDI0MDI0MTAwMC5odG1s0gFCaHR0cHM6Ly93d3czLm5oay5vci5qcC9uZXdzL2h0bWwvMjAyMzEwMjgvYW1wL2sxMDAxNDI0MDI0MTAwMC5odG1s?oc=5
Bagikan Berita Ini
0 Response to "日本映画の巨匠 小津安二郎監督を語るシンポジウム - nhk.or.jp"
Post a Comment