Search

吉川晃司・布袋寅泰の「COMPLEX」東京ドーム公演 13年ぶり復活「日本一心」 - スポーツ報知

吉川晃司・布袋寅泰の「COMPLEX」東京ドーム公演 13年ぶり復活「日本一心」 - スポーツ報知

 歌手の吉川晃司、ギタリストの布袋寅泰による音楽ユニット・COMPLEXが16日、東京ドームでチャリティーライブ「日本一心」を行った。1990年に活動を休止後、2011年に東日本大震災の復興支援のため2日間限定で公演を行ったが、今回は能登半島地震の復興支援のため、13年ぶりに再復活。15、16日の2公演で計10万人を動員し、ファンを熱狂させた。公演の利益は被災地の復興のために寄付される。

 開演前から割れんばかりの拍手の中、デビュー曲「BE MY BABY」のイントロに合わせ、ステージ上手から吉川が、下手から布袋が姿を現すと、13年前と同じように中央に歩み寄り、ガッチリと握手を交わした。奇跡の光景が、東京ドームによみがえった。

 仲たがいが原因で事実上の解散となってから34年。地震による被災地の復興支援のため、2人が再び手を携えた。吉川が「俺たち人間なんて、大自然に比べればちっぽけな存在です。でもこうやって集まって力を束ねれば、まだ奇跡が起こせると信じてます」と呼びかけ、布袋も「同志たちが日本全国から東京ドームに集まってくれました。一心同体になって、被災地にエールを送りましょう」と続けた。

 吉川は今年1月、外傷性白内障のため両目に人工のレンズを移植する手術を受けた。医師から激しい運動は注意するよう通告されていたが、キレのあるダンスに加え、名物・シンバルキックについても、1曲目の「BE MY BABY」、本編ラストの「MAGESTIC BABY」、アンコールの「1990」を歌った際に、バク転するようにシンバルを蹴り上げる改良型も含めて披露し、会場を沸かせた。

 この日はあえて活動休止直前の90年11月と、11年7月に行った東京ドーム公演と曲順、曲目をほぼ変えない演出で「恋をとめないで」などアンコールを含め全24曲を披露。健在ぶりを見せつけていた。

  すべての演奏を終えた布袋は「久しぶりに吉川と音楽をやると熱いものがこみ上げてきた。明日から一歩を踏み出す力を俺たちも受け取ったし、みんなも感じてくれたら」と振り返り、続けて「そろそろ新曲を…(COMPLEXの)レパートリーが少なすぎる。さて、次はどこであうんでしょう」と再々復活も示唆していた。

◆16日の演奏曲

1 BE MY BABY

2 PRETTY DOLL

3 CRASH COMPLEXION

4 NO MORE LIES

5 路地裏のVENUS

6 LOVE CHARADE

7 2人のAnother Twilight

8 MODERN VISION

9 そんな君はほしくない

10 BLUE

11 Can’t Stop The Silence

12 CRY FOR LOVE

13 DRAGON CRIME

14 HALF MOON

15 ROMANTICA

16 PROPAGANDA

17 IMAGINE HEROES

18 GOOD SAVAGE

19 恋をとめないで

20 MAJESTIC BABY

アンコール

21 1990

22 RAMBLING MAN

Wアンコール

23 CLOCK WORK RUNNERS

24 AFTER THE RAIN

 ◆COMPLEXの歩み

 ▽1988年12月10日 結成発表

 ▽89年4月8日 シングル「BE MY BABY」でデビュー

 ▽同26日 アルバム「COMPLEX」発売

 ▽5月10日 初の全国ツアー(44公演)スタート

 ▽90年3月14日 シングル「1990」発売

 ▽4月18日 アルバム「ROMANTIC1990」発売。シングル、アルバム計4作すべてでオリコンチャート1位を獲得

 ▽5月9日 2度目の全国ツアー(33公演)敢行

 ▽11月8日 東京ドーム公演を最後に無期限活動休止に

 ▽2011年7月30、31日 東京ドームで東日本大震災のチャリティーライブを開催。

 ▽24年3月5日 能登半島地震復興支援のため5月15、16日の再結成を発表

Adblock test (Why?)



2024-05-16 11:11:00Z
https://news.google.com/rss/articles/CBMiNGh0dHBzOi8vaG9jaGkubmV3cy9hcnRpY2xlcy8yMDI0MDUxNi1PSFQxVDUxMjExLmh0bWzSAQA?oc=5

Bagikan Berita Ini

0 Response to "吉川晃司・布袋寅泰の「COMPLEX」東京ドーム公演 13年ぶり復活「日本一心」 - スポーツ報知"

Post a Comment

Powered by Blogger.