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桂ざこばさん死去 76歳、ぜんそくで 尼崎での高座が評価され芸術選奨文科大臣賞を受賞 - 神戸新聞NEXT

桂ざこばさん死去 76歳、ぜんそくで 尼崎での高座が評価され芸術選奨文科大臣賞を受賞 - 神戸新聞NEXT

桂米朝さんが亡くなって1年後、一門会で師匠の思い出を語る桂ざこばさん=2016年3月、神戸文化ホール

 落語家、タレントの桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日、ぜんそくのため死去した。76歳。大阪市出身。葬儀は近親者で行う。後日、お別れの会を予定している。

 1963年、上方落語を再興して人間国宝となった桂米朝さん(2015年死去)に入門し桂朝丸を名乗った。88年に二代目桂ざこばを襲名。人情味あふれる語り口で人気を博した。

 97年からは継続して、尼崎市の兵庫県立ピッコロシアターで独演会を開催。2017年には同シアターでの高座が評価され、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。

 尼崎に住んでいた師匠の故・桂米朝さんが同シアターで独演会を続けてきた縁で始まった。18年からは、弟子を交えた一門会に発展。今年は体調不良で出られなかったというが、昨年まで毎年出演し、笑いを届けてきた。

 同シアター広報担当の古川知可子さん(53)は「お客さんをぐっと引き込む話芸で、一緒に笑ったり泣いたりできる幸せな空間をつくってくださった。毎年楽しみにしているお客さんも多かった」と振り返り、「師匠の米朝さんが育てた場を大事に引き継いでくださった」と感謝した。

 また、指揮者で兵庫県立芸術文化センター(西宮市)芸術監督の佐渡裕さんがプロデュースしたオペラにも出演するなど、落語以外でも幅広く活動した。(地道優樹、吉本晃司)

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2024-06-12 12:35:00Z
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