アイドルグループ「SMAP」の元メンバーをテレビ番組に出演させないよう圧力をかけた場合は独占禁止法に触れるおそれがあるとして、公正取引委員会が元メンバーが所属していたジャニーズ事務所(東京都)に対して注意していたことがわかった。
関係者によると、ジャニーズ事務所から独立した元メンバーの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんをテレビ出演させないよう同事務所が圧力をかけているとの情報があり、公取委が聞き取り調査などを実施。その結果、違反行為は認定できなかったという。
ただ、こうした行為があれば独禁法に触れるおそれがあると公取委は判断。ジャニーズ事務所に対し、未然防止のための注意を行ったという。独禁法は、本来自由である契約を不当に妨害する行為を禁じている。(中野浩至)
2019-07-17 12:43:52Z
https://www.asahi.com/articles/ASM7K74PLM7KUTIL04W.html
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