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藤井聡太竜王が史上最年少5冠・王将を達成 渡辺明名人に4連勝 - 毎日新聞 - 毎日新聞

藤井聡太竜王が史上最年少5冠・王将を達成 渡辺明名人に4連勝 - 毎日新聞 - 毎日新聞

最年少5冠を達成し花束を手にする藤井聡太新王将=東京都立川市で2022年2月12日午後8時12分、大西岳彦撮影 拡大
最年少5冠を達成し花束を手にする藤井聡太新王将=東京都立川市で2022年2月12日午後8時12分、大西岳彦撮影

 11日から東京都立川市の「SORANO HOTEL」で行われた第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛、立川市、立川商工会議所、立川市教育委員会後援)は12日午後6時23分、挑戦者の藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖=が渡辺明王将(37)=名人・棋王=を114手で降し、4連勝で初の王将位を獲得するとともに、タイトル5冠を達成した。残り時間は渡辺5分、藤井36分。

 19歳6カ月での5冠は、歴代の達成者3人(大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段)の中で最も若く、1993年8月に羽生が22歳10カ月で達成した記録を更新して史上最年少5冠となった。また王将位獲得も、86年の第35期に中村修九段が達成した23歳4カ月を抜き史上最年少記録となる。

歴代5冠達成者 拡大
歴代5冠達成者

 藤井は今期王将戦リーグで5勝1敗の成績を上げ、七番勝負初挑戦を決めた。七番勝負の第1局と第3局は得意とする終盤での競り合いを制し、勝利へ結び付けた。渡辺は王将3連覇・通算5期で止まり、2冠となった。

 これで藤井が保持していないタイトルは王座、棋王と名人となる。名人戦B級1組順位戦では、名人挑戦権を争う「A級」への昇級をかけた最終戦を3月9日に控えている。昇級すると、藤井は最速で来春の名人戦七番勝負に登場する可能性が出てくる。【山村英樹】

第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局第2日、昼食後の対局に臨む藤井聡太竜王=東京都立川市のSORANO HOTELで2022年2月12日午後1時28分、大西岳彦撮影 拡大
第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局第2日、昼食後の対局に臨む藤井聡太竜王=東京都立川市のSORANO HOTELで2022年2月12日午後1時28分、大西岳彦撮影

新王将「5冠はでき過ぎ」

 藤井新王将の話 実感のないところがあるが、七番勝負を対局して改めて勉強になった。(王将は)歴史のあるタイトルなので取ることができてうれしい。(5冠は)自分の実力を考えるとでき過ぎ。立場に見合う実力をつけていけたらと思う。

渡辺王将「もうちょっとなんとか…」

 渡辺王将の話 (昨年の棋聖戦に続き)またストレートで負けてしまったことは、何というか残念というのとは少し違うし……。もうちょっとなんとかしたかったのだが。この結果になってしまったのは残念。

藤井新王将の略歴

 愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下で2012年に6級で奨励会入会。16年10月1日、史上最年少の14歳2カ月で四段へ昇段し、史上5人目の中学生棋士に。21年九段。20年に棋聖・王位、21年に叡王・竜王を獲得。通算タイトル獲得は計7期(歴代11位)。

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2022-02-12 09:24:54Z
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