俳優の高知東生が26日、都内で厚生労働省の普及啓発事業「依存症の正しい理解を深める落語とトークライブイベント」に落語家・桂雀々、タレント・東ちづるらと出席した。
高知は、2016年に覚醒剤取締法違反(所持、使用)などで有罪判決を受けた。20年9月の執行猶予満了後は、ギャンブル依存症をテーマにしたネットドラマへの出演や、依存症啓発活動を行っている。
高知は、イベントの「依存症家族の正しい対応と回復」に関するトークショーに出席。自身の経験から「僕も回復をし続けている人間ですけど、回復に向けてちゃんと本気で生きていれば、自分を信じて支えてくれる人がいる」と語った。
高知は、同じ問題を抱える人が集まる「自助グループ」とつながるまでは「死んだ方がいいと思った。孤立し、人間不信にも陥った」と告白。約3年前に自助グループとつながりを持ってからは「やってきた職業とかではなく、ひとりの人として、同じくしくじってしまった人たちと回復に向けて突き進めた。ありのままを預けていいと感じた」と明かした。
高知は、依存症からの回復は、当事者や家族だけではなく、社会の理解や助けも必要であることを訴え「依存症は病気です。正しい知識をいかに社会に周知していくかだと思う。愛してくれた家族に言えることは、あなた自身も大切にして、親だからとか関係なく、あなた自身の人生も大切にして欲しい」と呼びかけた。
高知と共演経験があり、啓発活動を共に行っている東は、「著名な人たちが社会的に迷惑をかけた時のバッシングがすごい。回復する病気だから専門的な機関もあるし、彼がアドバイザーになっているのがものすごい社会の希望だと思う」と涙を流しながら語った。
2022-02-26 07:25:00Z
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